— ZICK ZACK

武甲山

5月に埼玉県の武甲山へ行って来ました。
初めての秩父の山行でした。

 

朝、池袋駅に集合して西武線で秩父駅へ出発。

しかし慣れない池袋駅での集合にホームで落ち合うことに。池袋駅って難しい・・・。

西武秩父駅から登山口の『一ノ鳥居』まではヘイ、タクシー。『一ノ鳥居』まで歩くことも可能らしいけど、歩いていくには普通の道なのでちょっと時間がもったいないかも。

駅からその山容が大きく見える武甲山。タクシーでの移動中でも異様な姿がよく見えた。山頂の部分が大きく切り取られ、白い岩石が露出している。なんとも痛ましいように思えるこの山は果たして楽しい山行をさせてくれるのだろうか。

『一ノ鳥居』に近づくと道路も細くなり車がすれ違うのがやっと。みんなマイカーやタクシーで渋滞。鳥居には駐車場があるけどそれも満車で路駐もけっこうある感じ。ハイシーズンなのでやっぱり人気がある山は入り口は混むのは仕方ない。登りはじめちゃえば気にならないしね。

登りはじめてすぐに沢があり、あちらこちらから湧水がちょろちょろと山道を濡らしている。川魚の養殖場らしき施設もあり、のどかで素敵な出だしにすでに「来て良かった」感。

しかしそのあとは杉林の中をもくもくと登り続けることに。杉林はあまり好きではないけれど、奥多摩の見慣れた薄暗い杉林とは違って、明るく杉林でぜんぜん悪くない。登り自体はちょっとキツめだけど気温も程よい。

途中にある『大杉』はたしかに大きく、枝振りがなんとも凶暴だった。個人的に杉ってなんだか怖いのです。

さらに登り詰めてゆくと、植生が少し変化してきた。そろそろ頂上も近くなって来たかなというところで、視界の先に見慣れない『白色』が入ってきた。空の白さとは明らかに違うその『白色』は近づいてみると石灰岩だった。もともと自然に石灰岩が露出していたのか人為的なものなのかはわからないけど、樹木に隣接して一面の白い世界はなかなかアンバランスで面白い。

ほどなくして山頂に到着。

展望台からは気温が高いせいかガスっていて遠くの山並みはイマイチだけど、街並みは一望できた。街のすぐ近くにこんなに立派な山があるっていいなぁ。

下の方にピンクの一帯があったので、ツツジの絨毯?イベント?だったのかな。

 

そのまま山頂で食事を摂り、浦山口駅へ行くルートで下山開始。

ここから植生が登りのときとは全然違っていて、松や広葉樹が多い明るい山道。気持ちいい!

 

確かこの辺りで『ドーン』と花火のような音が遠くで響いた。そう、武甲山ではまだ採石が行われているのだ。下りの道中ではその採石時の『発破』の注意書き看板がいくつかあり、『退避小屋』もいくつかあった。でも屋根は穴が空き、壁はもはや崩れる寸前だったから、何かあってもどうにもならないとは思うけど・・・。

下りの後半はなんといってもこの沢!

明るく開けた場所に小さな滝がいくつも合流して渓谷のような景色が素晴らしい。ちょうど疲れて来たところでもあったのでここではちょっと長めに休憩。

ここに来るまでに一カ所水場があり、一口飲んでみたところこれが「おいしい!」まろやかで甘いお水でした。

さらに下って行くとその豊富な水を受けてか一面ブナなどの広葉樹林になった。時期的に新緑がまぶしいほど綺麗。いやあ、何度歩いたってブナ林は気持ちいいです。

そのまま林道に出ると茶屋があり、ここで一杯缶ビール。武甲トレイルランニング大会のチラシを発見。いつか挑戦してみたいものだけど・・・

 

さて、いろいろな風景で楽しませてくれた武甲山の最後は『橋立鍾乳洞』。

ヘルメットを被って洞窟の入り口まで近づくと、中から冷風が!

中は汗ばんだ半袖では鳥肌が立ちそうな程気温が低い。暗くて狭くて、かと思えば広い空間があり、一日の疲れが飛んで行く程面白かった。鍾乳洞、間違いない、これ、マジ、おすすめ。

 

秩父駅に再び戻り、電車を待つ間に名物だという『みそポテト』を食べてみた。
えーと、これはアレだね。うん、大学芋だ。おいしいんだけど、ちょっと物足りない。そんな秩父の人々のやさしさを感じるやさしい食べ物だった。

 

秩父にはまだまだ山がたくさんあるので今後も積極的に攻めていきたい。(電車だとそろそろ厳しいか・・・)