— ZICK ZACK

丹沢山/蛭ヶ岳

ヒルの恐怖に怯えながら
丹沢最高峰を目指しました。

 

梅雨に入るか入らないかの際どい季節。

新緑がとても美しい丹沢へ向かった。

これからの時期、この丹沢山系では『ヤマビル』なる恐るべき生命体が人間に襲いかかるという話しを伝え聞いた。このヤマビルに襲われでもしたら映画『スタンド・バイ・ミー』よろしく気絶しかねない。ヒル対策として暑いのは覚悟でゲーターと長袖シャツを身につけて登山道に入った。

 

奥多摩とは違った広葉樹林からの木漏れ日が本当に綺麗で、雨に濡れた木々の葉の色も鮮やか。個人的には紅葉の秋よりも新緑の初夏が好きだ。

 

しばらく林道を歩くと登山道に入った。

入って間もなくいきなり急登の連続…そのあたりからヒルのことは頭から消えてしまった。もくもくと登りつづけると一つ目の目標である丹沢山に着いた。途中にはきちんと整備された木道もあり、全体的にすごく歩きやすく整備されていた。山頂付近から西方向を望むと次の目標である蛭ヶ岳と思われる山頂が見えた。思ったより近そうだ。と思ったのが間違いだった。

小休止の後、いざ蛭ヶ岳へと進み始めるがいきなり結構な下り道。しかもけっこうガレ場。

丹沢山より蛭ヶ岳のほうが標高が高いってことは今降りた分以上に登るってこと…

 

予想通りの登りを覚悟して進むとまた下り…おいおい…

 

あの丘を越えたらいつかは緩い稜線に出られるかな。なんて希望を何度も裏切られ、アップダウンの繰り返し。しかし、途中にある笹原はまるで高原に来たような平和な雰囲気で心が和む。ちょっとした高山気分。

何度丘を越えたかというあたりでついに蛭ヶ岳山頂へ到着。

あいにく天気が悪くなってしまい眺望は良くなかったが、以前登った塔ノ岳などの山並みが良く見えた。あまりここまで登ってくる人は少ないのか、綺麗に整備され広い山頂にもかかわらず塔ノ岳なんかと比べると人は少なかった。

 

さて、帰りはもちろん、また登って、降りての繰り返し…。

 

 

奥多摩よりも山を登っているという楽しさを味わえる丹沢は素晴らしいと思う。

ただし、ヒルさえいなければね。